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ロサ・ダマスケナ(ダマスクローズ)
毎年5月中旬~6月中旬に、
トルコはウスパルタ県で、
ダマスクローズの収穫が行われ、
ローズフェスティバルが開催されています。
ウスパルタ名産の
ダマスクローズは、
薔薇の品種の中でも
オイル成分を最も多く含み、
濃厚な香りがします。
ロサ・ダマスケナ
(Rosa × damascena)は、
薔薇の品種であり、
ダマスクローズ(Damask rose)
という別名で知られています。
また、トルコがイラン、
ブルガリアを凌ぎ、
世界一の生産量を有しています。
ロサ・ダマスケナの花は
優良な香りで知られており、
抽出された香水成分のローズオイル
(ローズ・オットーや
ローズ・アブソリュート)は、
ローズウオーターや
ローズコンクリートを
作る為に商業的に収穫されています。
また、花弁は食用となり、
調味料、付け合わせ、
ハーブティの材料としても
用いられることが多く、
グルカンド(英語版)のような
砂糖漬けにも使われています。
ロサ・ダマスケナは
ロサ・ガリカ(Rosa gallica)と
ロサ・モスカタ(Rosa moschata)の
交雑で得られた雑種であり、
更なるDNA分析によって、
もう一つの品種
ロサ・フェドチェンコアナ(英語版)
との関係性も判明しました。
ロサ・ダマスケナは落葉性低木で、
最高2.2mまで延び、
茎に頑丈で曲がった刺と強い剛毛が
こんもり付いています。
葉は羽状で小葉が5枚(珍種は7枚)あります。
バラの色は、薄いピンクから薄い赤まで多種、
形は変種で、小花の房が、相対的に付きます。
オールドローズの貴重な一種で、
数種類のバラの原種である為、
大切にされています。
ロサ・ダマスケナの雑種は、
2つの種類に分けられています。
◆夏ダマスク (R. × damascena nothovar. damascena):花期が短く夏のみ。
◆冬ダマスク (R. × damascena nothovar. semperflorens (Duhamel) Rowley):
夏ダマスクとの唯一の違いは、
花期が秋までと長いことで、
両者の見分けは、なかなか付きません。
イスパハンという品種が、
現在とても人気があります。